茎葉処理型除草剤とは
茎葉処理型除草剤は、成分が植物の葉や茎から吸収されます。茎葉処理型の多くは、成分が土壌に落ちるとすばやく不活性化するので、植物の根から吸収されることはありません。そのため、樹木のまわりや、これから植物を植える予定がある場所の除草に適しています。すばやく効果が出ますが、雑草の発生を抑える効果はありません。(ネコソギWクイック微粒剤を除く)
例えばこんな商品があります
茎葉処理型除草剤のまき方
天気が良く、風のない日に散布しましょう。散布後すぐに雨が降ると、薬剤が流されてしまい十分な効果が現れません。
成分は葉や茎から吸収されるので、
雑草全体にしっかり薬剤がかかるように散布する
葉の上に薬剤がつくようにまく
※散布前に雑草を枯らしたい場所の状況を確認して、最適な薬剤を選びましょう
使用時期の目安
茎葉処理型 使用上の注意
- 風が強いと薬剤が飛散し、思わぬところの植物を枯らしてしまう場合があるので、十分注意してください。
- 成分は数時間で植物に移行します。
- 散布直後に散布場所を歩き回ると、薬剤が落ちてしまい効果にムラが出てしまうことがあるので、散布当日はその場所へ入らないようにしてください。
- 微粒剤は葉に薬剤が付着するよう、朝露で葉が濡れている早朝や雨上がりの散布が効果的です。
茎葉処理型除草剤の効果
持続性・速効性は?
茎葉処理剤はすばやく効果が現れます。早いもので散布翌日から枯れ始めるものもあり、
多くは数日から1週間で枯れ始めます。持続効果はありません。
※土壌条件、気象条件、使用量によって差が生じます。