茎葉処理型除草剤
の使い方

茎葉処理型とは

茎葉処理型は、成分が植物の葉や茎から吸収されます。茎葉処理型の多くは、成分が土壌に落ちるとすばやく不活性化するので、植物の根から吸収されることはありません。そのため、樹木のまわりや、これから植物を植える予定がある場所の除草に適しています。すばやく効果が出ますが、雑草の発生を抑える効果はありません。(ネコソギWクイック微粒剤を除く)

散布時 除草剤後

茎葉処理型のまき方

天気が良く、風のない日に散布しましょう。散布後すぐに雨が降ると、薬剤が流されてしまい十分な効果が現れません。

液剤の場合
30cm以下 葉から成分が吸収される 成分は葉や茎から吸収されるので、雑草全体にしっかり薬剤がかかるように散布する
注意

雑草を
刈り取ってから
散布すると
効果はない

微粒剤の場合
※ネコソギWクイック微粒剤の場合 50cm以下 朝露が降りたときや降雨の後など、雑草が湿っている状態で散布する。水をかけてからでも良い。 葉の上に薬剤がつくようにまく
散布前に雑草を枯らしたい場所の状況を確認して、最適な薬剤を選びましょう

使用時期の目安

4月中旬から10月
伸びた雑草に!
雑草の生育期がまき時です!
(スポット散布にも使いやすい)
茎葉処理型 使用上の注意
  • 風が強いと薬剤が飛散し、思わぬところの植物を枯らしてしまう場合があるので、十分注意してください。
  • 成分は数時間で植物に移行します。
  • 散布直後に散布場所を歩き回ると、薬剤が落ちてしまい効果にムラが出てしまうことがあるので、散布当日はその場所へ入らないようにしてください。
  • 微粒剤は葉に薬剤が付着するよう、朝露で葉が濡れている早朝や雨上がりの散布が効果的です。
    ※それぞれの商品ラベルの記載に従って使用してください。

茎葉処理型の効果

持続性・速効性は?

茎葉処理型はすばやく効果が現れます。早いもので散布翌日から枯れ始めるものもあり、 多くは数日から1週間で枯れ始めます。持続効果はありません。

※土壌条件、気象条件、使用量、雑草の種類等により差が生じます。
散布前(7月)2021年7月26日 散布4日後7月30日 ネコソギクイックプロFL  100mℓ/㎡散布時   100倍希釈 茨城県