基本のお手入れで、美しい芝生に育てましょう!
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芝刈り
芝の生育期に成長の具合を見ながらこまめに芝刈りをすることで、密度の高いきれいな芝生になります。日本芝の場合は1~2週間に1回、刈り高は3cm程度の芝刈りが一般的です。急に短く刈りすぎると芝の生長点まで刈り取ってしまう(軸刈りになる)ので注意が必要です。伸ばしすぎた場合は、日数をかけて徐々に刈っていきましょう。軸刈りは失敗が多い事例です。
草丈3分の2は残しておきましょう。 -
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目土入れ
目土とは清潔で細かい砂状の土のことです。主に芝生の低くなっている部分や成長が悪くはげている部分に、芝生の生育を促進するために目土入れを行います。目土の量は芝生の葉が少し見える程度を入れ、表面が均一になるようにならしてください。芝生面の凸凹がなくなり芝刈りの管理がやりやすくなります。また芝が若返り美しい緑を保つことができます。 -
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エアレーション
芝生を張って数年経つと土が固くなってきて、芝の呼吸や成長を妨げるようになります。また芝生地の排水性と通気性が悪いとコケが生えてしまったり、病気にかかりやすくなります。エアレーション作業(土に穴を開ける)により、通気性・排水性を高めることが大切です。芝生の生育が旺盛な春と秋がおすすめの実施時期となり、目土と組み合わせることで、新しい根の成長を促進します。 -
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水やり
夏場に乾燥しすぎると枯れることがあります。特に芝を張った直後は乾燥に弱いので注意が必要です。朝か夕方、芝生全体にたっぶりと行います。夏場以外にも芝生の状態を確認し、乾いていると思ったら水をやりを行います。 -
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施肥
きれいな芝生を育てるためには肥料も欠かせません。芝生の生育状況に合わせて適宜肥料を与えましょう。 -
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除草剤使用時期(雑草防除)
芝生を張った年は薬剤の影響を受けやすいので、雑草は手で抜きましょう。特にクローバー等、広がっていく雑草の場合は、小さいうちに駆除してください。次年度以降、根が残ってしまう種類の雑草に対してや、面積が広く除草作業が大変な場合、除草剤を活用すると有効です。日本芝に使用できる薬剤は多いですが、西洋芝に使用できる薬剤は少ないため、商品ラベルを確認します。使用時期の目安
※関東の日本芝基準(天候により差が生じる場合があります)※真夏の高温時には使用しないでください。シバキープセイバー除く
芝生や雑草の種類、成長具合に合わせて除草剤を選び、最適な時期に散布することが大切です。粒剤は、雑草が生える前から生え始めにまくのが最も効果的。
液剤は生えてしまった雑草をすばやく枯らします。お助けアイテムの除草剤
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害虫駆除
芝生は一部の害虫にとって産卵に適した環境です。幼虫による食害を防ぐために、発生時期に合わせて殺虫剤を使用しましょう。
芝を張る場合
芝張りは春と秋が適しています。初めて芝生を張る場合は、生育期が長く取れる春の方が管理しやすいでしょう。最近は酷暑により夏は芝生の生育が止まることがあるので早い時期に張ることをおすすめします。あらかじめ芝を張る場所の面積を測って少し多めに買いに行きましょう。
芝張りから最も早くきれいな芝生に仕上がる「ベタ張り」や、切り芝の間を2cm程度あけて互い違いに張る「目地張り」がおすすめです。
目地を十字にする張り方は、雨で目土が流れるのでおすすめしません。
事前準備
芝は日当たりの良い土地が適しています。日陰になる枝などがあれば切っておくと良いでしょう。
水はけが悪いと芝が根付かなかったりコケの原因となるので砂を混ぜたり水はけをよくしておきましょう。
整地し、道具を準備します。
土を15~20㎝程掘り起こしたら、ふるいをかけ礫やゴミを取り除きましょう。肥料を混ぜ込んだらレーキやトンボなどで土をならします。できるだけ平らにすることがポイントです。
切り芝を並べたら目地を中心に平らになるように目土を入れます。ふるいを使うと便利です。
凸凹している所をゴムトンカチで修正し、平らにならします。
POINT:高さを揃えておくと芝生がそろってきれいに生えてきます。
最後にたっぶり水やりをしましょう。芝張り後は乾燥に弱いので注意が必要です。
よくある質問
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芝生にはいろいろな種類がありますが、大きく日本芝と西洋芝に分けることができます。園芸店やホームセンターで切り芝の状態で販売されていることが多いのは、日本芝です。芝生用の除草剤を選ぶときに、育てている芝が日本芝であるか西洋芝であるかを知っておく必要があります。
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商品ごとに注意点は異なりますが、共通していることは芝張り直後や根切り作業後は薬害を受けやすいので、ご使用をお控えください。また、30℃以上の高温が続くときは使用しないでください。
それぞれの商品ラベルの記載に従ってご使用ください。 -
大丈夫です。家庭用の除草剤は、植物特有の生理代謝を阻害して草を枯らすので、人間をはじめとする動物には安全性が高いといえます。ただし、せっかく薬剤を均一に撒いても、犬や人間が歩き回ることで薬剤が散ってしまい、効果にムラが出る原因となるので、散布した当日はその場所に入らないようにしてください。また、液剤タイプの除草剤は葉や茎から成分を吸収して効果が現れますので、散布液が乾くまではその場所へ入らないようにしてください。
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恐れ入りますがございません。
芝生は作物栽培地(農耕地)なので、芝生への登録がある農薬でなければ使用できません。レインボー薬品には、日本芝のコケ駆除におすすめできる農薬の取扱がありません。 -
芝生の中にコケが生えてしまうのは、排水性と通気性に問題がある場合が多いので、根本的な改善をおすすめします。エアレーション作業(土に穴を開ける)で排水性を高め、芝生の生育期にきちんと刈り込みを行い、通気性を確保してください。
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真夏の30℃が何日も続いた状態を指します。暑さで植物(芝生)自体も弱っているため、薬剤の影響を受けやすく枯れてしまう可能性があります。
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